住宅・リフォーム.com住宅を建設する自己資金と頭金の違い

Step5 「自己資金は頭金ではない」ことに注意しましょう

【住宅取得に必要な貯蓄額】
(1)頭金 住宅取得のために必要な自己資金(現金)
(2)諸費用
(3)耐久消費財購入費
(4)不測の事態、ライフイベントの備え

 家づくりのための自己資金(現金)は、頭金、諸費用、耐久消費財購入費の合計金額以上必要となります。

 「自己資金(現金)=頭金」と誤解して、契約してから諸費用が必要であることに気づいたり、入居後に部屋のサイズに合った家具やカーテンを購入する費用が必要であることに気づくなどの失敗談はよくある話です。

 また、長期にわたる返済の途中には、病気やケガ、転退職など不測の事態によって収入が減少する可能性もあります。

 そのような事態に備えて、最低でも半年分の生活費がまかなえる程度と当面のライフイベントのための貯蓄は残しておきましょう。

1.頭金は最低でも取得費の2割用意しましょう

 住宅ローンの融資限度額は、建設費(フラット35など住宅ローンによっては土地取得費を含む。以下同じ。)の8割までが一般的ですから、頭金は最低でも建設費の2割必要です。

 建設費の8割を超える融資をしてくれる住宅ローンもありますが、家計に占める住宅ローンの返済負担率が高くなってしまいます。

 頭金は多ければ多いほど住宅ローン借入額が少なくなるので、総返済額が少なくなります。また、将来、住宅を売却することになった場合にも売却価格が住宅ローン残高を上回る可能性が高くなるので、借金が残らず、売却をスムーズに進めることができます。

2.諸費用分として建設費の1割程度用意しましょう

 頭金の他に手数料や税金などの諸費用がかかります。諸費用の金額は建設費の1割程度見ておきましょう。土地も取得する場合は、土地の仲介手数料が必要となるため、1割以上かかることもあります。詳しくはStep30で説明します。

3.耐久消費財購入費も必要です

 住宅を新築すると、カーテン、家具、エアコン、照明器具などの耐久消費財を購入するのが一般的です。これらの購入費も自己資金として準備しておく必要があります。

 なお、次表は、公庫利用者への消費実態調査結果の平均的な金額です。最近は住宅とセットになっている場合も多いですが、参考にしてください。

購入する比率の高い品目

順位 品目 比率 平均購入金額
1 カーテン 72.0% 14.3万円
2 ルームエアコン 59.9% 22.9万円
3 照明器具 57.0% 9.1万円
4 じゅうたん、カーペット 54.0% 3.6万円
5 応接セット 50.7% 13.4万円
6 ベッド、ソファーベッド 45.2% 12.7万円
7 ダイニングセット 40.7% 11.2万円
8 テレビ 39.3% 17.0万円
9 植木、観葉植物 35.7% 5.3万円
10 ふとん 33.6% 5.9万円
「平成15年度 公庫融資利用者に係る消費実態調査報告」より抜粋

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