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モデルハウス見学6つのポイント

 家を建てようと思ったら、みなさんが最初に行なうことが資料請求、そして「モデルハウスの見学」ではないでしょうか。

 住宅展示場に行き住宅メーカーのモデルハウスを見学するのです。私は自宅を建てるときに30社以上見学をしました。

 初めて家を建てる人は、外観のデザインやキッチンなどの設備に目がいって、肝心なところを見落とすことが多いようです。

 必ずといっていいほど、犯してしまう失敗があります。どんな点かチェックして行きましよう。

ポイント1 「モデルハウスに驚かない」

 玄関に入ると「広い!」と思うでしょう。当たり前です、広く作ってあるのですから。住宅メーカーからすれば「しめしめ」というものです。

 一般の家庭では、玄関は、大きくても2坪(1.8m×3.6m)くらいです。モデルハウスの玄関は、大勢のお客さんが来ても、接客しやすいように大きく広く造ってあるのです。

 間違っても「こんな玄関になるのね」 と思わないで下さい。普通の家で、あんな玄関を見たことがありますか。

 まず玄関で、驚かせる作戦なのです。ここで驚いたら、営業マンの思う壷です。驚くのをじっとこらえて冷静になって、中へお進み下さい。

ポイント2 「浮つかずに厳しい目で見る」

 玄関に入りてそのままリビングに行き、そこで[まあ、素敵な応接セット」「カーテンがかわいい」などとワクワクし始めたら赤信号です。

 本当にチェックしなければいけない箇所を見落としてしまうのです。「大人の遊園地」それがモデルハウスの別名です。

 それくらい、夢のあるつくりをしてあるのです。多くの人は一生の内で一番高い買い物になるのですから、、厳しい目で確認していきましょう。

ポイント3 「標準仕様とオプションの違いを確認する」

 モデルハウスを見学して困るのは、目移りです。全てのものが良く見えてしまい、自分がその家に住んだ状況を想像してしまうのです。想像するのは勝手です。

 しかし、現実とのギャップに気づいたとき、家づくりを諦めてしまう方が多いのです。

 あなたにはそうなって欲しくありません。モデルハウスは、住宅メーカーが、自社のPRのために建てたもので、坪数も大きく立派な家ばかりです。

 その多くに、標準仕様以外のオプションはどれなのか、よく訊ねて下さい。訊ねたら、「ほとんどオプションじゃん」となりかねません。

ポイント4 「照明器具や外部給排水工事を確認する」

 住宅メーカーの決まりごとでは、照明器具、外部給排水工事はオプションで当然ついなければ、暮せないと思うのですが、オプションなのです。

 なぜ照明器具と外部給排水工事がオプションなのか。一番の理由は、あなたに伝える坪単価を低く押さえるためです。後で付けられるものは、後回しにといった考えです。

 営業マンはこう言うでしよう「照明器具は、内装工事が終わった段階で、決めましよう。当社のコーディネーターがお手伝いします。外部給排水工事は敷地の広さによって一軒づっ違いますので、他社でもオプション工事となっています。」と。

 しかし、手伝いはしてくれますが有料です。それを必ず予算に組み込んでおかないと、後で請求書に驚くこととなります。

 ところで、照明器具や外部給排水工事が、オプションなどと誰が決めたのでしよう。建築事務所が設計する家や、工務店の建てる家には、当たり前のように付いています。

 なぜなら、それなしでは生活出来ないからです。生活する上での必需品なのに、売る側の都合で別途工事にするなど、もってのほかです。

ポイント5 「広く感じさせるテクニックに騙されない」

 モデルハウスには、いくつかのテクニックが使われています。例えば、居間にテレビがない、ソファーが半分のセットしか置いていない、など。

 出来るだけ広く見せているのです。子供部屋、ベットルームの家具は、ミニチュアサイズという話もあります。

 あなたは、しばらくリビングで、テレビがある、完全なソファー、食卓が入っている状況をじっくりと想像してみて下さい。本当に使える空間が理解できるはずです。

ポイント6 「年収以上の設備器具には目もくれない」

 最新のキッチン、ユニットバスと、モデルハウスには最高の設備機器が入っています。

 キッチン三百万円、ユニットバス300万円、合せて600万円。平均的なサラリーマンの年収よりも高い金額です。

 しかし、契約してプランが進み、仕様を決める段階になるとモデルハウスの設備よりも、2ランクも3ランクも下の普及タイプの設備になってしまいます。

 「もう少し予算があれば…ですね」と営業マン。モデルハウスの家具、インテリアが素敵なのは、当たり前です。プロのコーディネーターが有り余る予算をもらい買い揃えるのですから。

 少しでもセンスの良い家具を配置して、モデルハウスをよく見せようとしているのです。しかし、そこには、生活観もなければ現実感もありません。

 想像してみてください。もし、モデルハウスに最高の家具やインテリアが置いてなかったら?・・それは、ただの箱です。坪45万円の家も坪65万円の家もほとんど変わりません。

 初めて家を建てる人は、まんまと住宅メーカーの術中にはまってしまうのです。

 インテリアに感心するのは勝手ですが、家具を買いに行く訳ではないのです。あなたの生活に本当に必要なものはなにか、どこにお金をかけるペきなのか、しっかりと見極めて下さい。

 そうすれば、年収以上のキッチンやユニットバスに目がくらんで、無駄な出費をするような失敗を犯さないはずです。



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