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設計事務書と設計料

 家を造ろうと決めたとき、「設計事務所に頼んでみようか」と思うことがあります。

 設計と監理を設計事務所にお願いすると、概ね工事費の10%程度の設計費用がかかります。なかには「3%ー5%でもOK」という建築設計事務所もありますが、間違いのない仕事をしてもらうには、10%は必要と考えるペきです。

 しかし、そうなると、誰でも設計事務所を頼んで設計監理をやってもらう訳には行きません。

 2000万円の住宅なら200万円を設計事務所に支払う事になるので、仕事の内容を考慮せず、それだけかけるなら[システムキッチンを豪華にしたい」と考えてしまいます。

 つまり「設計料はもったいない」という考えを先にしてしまうのです。

 住宅メーカーの営業マンから、「うちは設計料サービスです。頂くのは確認申請料のみです、安心してお任せください。200万円と言えば平均的サラリーマンの年収の3分の1です。もったいないですよネ。」と言われれば、ほとんどの人は「なるほど」とうなずいてしまいます。

 ハウスメーカーの規格プランの場合、設計図が出来ているので、敷地がある程度大きければ規格住宅がプランとしては入りますので、設計料は無料です。

 しかし、都市部の場合は土地を30坪買っただけで2〜3,000万円はくだらないので、土地が高いため、狭い敷地に建築基準法ギリギリのなるペく大きな家を望みます。

 そのため、道路斜線・隣地斜線や北側斜線を考えると規格住宅は敷地に入りません。しかし、工務店のなかには、地元で数多くの建築実績を持っているところがありますので、そこで提携している設計事務所に頼めば、概ね3%から5%くらいで設計監理をしてもらえるようです。

こだわりの家

 設計料のことを考えると、建築設計事務所に家創りを依頼するのは損なのでしようか。そんなことはありません。

 あなたがこだわりの家を望んでいるなら、建築設計事務所に依頼するのが一番です。設計料に替えられない」」日びが得られます。

 外観から、ドア一つに至る細部までデザインされた、目をひく住宅が出来る事は間違いありません。

 工期は住宅会社に比べて長くかかりますが、施主と設計者それに施工業者が加わって、一緒になって考えながら創り上げる喜びはなによりだと思います。

 ただ、「打合せが面倒だからクルマを買う感覚で家を買いたい」と、考える人は、後々トラブルになるので、辞めておいたほうがいいでしよう。

 勿論、住宅メーカーにも、工務店にも設計士はいますので、こだわり住宅は出来ます。しかし、企業に属している設計士というのは、どうしても会社よりの考えになってしまいます。

 だから、施主の意思を全て反映することが難しいように思います。なぜなら、施主の希望を全て取り入れていくと、金額に跳ね返り、予算内で収まらなくなってしまうからです。

 特に、建築事務所や地元工務店は、施主の希望と予算のバランスを考えながら設計して行く手法を取っているのです。一方で、建築事務所に設計を頼んだ場合、メンテナンスでもめるケースがあります。

 私の知っている建築事務所は、[自分の間違いは自分で直す」と自腹を切って修理しています。設計を請け負った以上、そこまで責任を持っのが、建築事務所の本来の姿であるはずです。

 しかし現実はほとんどの場合、「施工が悪い」いや、「設計が悪い」と責任のなすりあいになります。しまいには、仲良く貸し借りにし、「お客さん、使い方が悪かったですね」と施主を悪者にするケースもあるのです。

 こんなことから、責任の所在を一本化できる設計施1が主流になってきたのです。設計施工で仕事を発注した場合心配であれば、以前なら現場管理を管理専門の業者に施主が依頼することもありました。

 しかし、今はその必要はありません。平成11年6月23日に『住宅の品質確保の促進等に関する法律』が制定されたからです。

 新築住宅に限り建築業者は建築主に対し、『10年間の暇庇保証』を義務付けました。そのような法改正により、大多数の住宅会社はその『10年間の暇庇保証』を『日本住宅保証検査機構』等に依託するようになりましたので、その検査保証専門会社が最低4度の現場検査を実施し、保証してくれます、検査合格した建物は安心です。

 法改正により『10年の暇庇保証』があるから安心だとはいえ、家造りに失敗しないために大切なことは、あなた自身が見学会やセミナーなどで家づくりのポイントを勉強すること。そして工事現場にまめに顔を出し、チエックすることです。

 疑問に感じた箇所がある場合には、現場監督、または営業マンにすぐに質問するようにしましょう。

 疑問は先送りにしないで、そのときに解決していくことが必要です。



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