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悪質業者を知る

どんな人がいるの

 こんな業界で働いている人はどんな人がいるのでしょうか

 普通の会社で長く続かない人が多いです。一番多いのがサラ金に追われている人です。借金取りに追われている人間は、売ることに対する執念が普通では考えられないくらいすごいです。

 年齢的には中年が多く、若い人はよくわからずに入ってきたという人も多く、ほとんどが長く続きません。

どんな商晶を扱っている

 以前は、屋根の業者。塗装業者,白アリ業者など、単品を扱っている訪問販売業者が主流でしたが、今はそれだけではやっていけなくなり、壁、システムバス、キッチン、床下換気扇、耐震金物、力一ポートなど何でもやっています。

 そういう会社は、下請け(別事業者)に丸投げ(工事について管理もしない、放り投げっばなし)です。

 個人の業者や工務店に丸投げなので、どうしても普通の工務店の2,5〜3倍でお客さんに売らないとやっていけないのです。

 では、どういうものが商品になりやすいのでしょうか。はっきりいって、どこでもある商品は売るのが難しいです。普通の瓦屋さんとか大工さんが普通にできる商品は売りにくいです。

 どうしても値段が高いから、相手(お客様)がちょっとでも相場を知っていたら売れません。

 ですから、普通の屋根屋さんや大工さんがあんまり扱っていない商品が訪問販売の対象商品になりやすいです。

 例えば塗料でしたら、「その会社が開発したオリジナル」と言えば、他者と見積もりを比べたときに比較できません。

 (箱にはその会社の名前が入っていて、中身だけを通常の塗料メー力ーの製品を移していることが多いそうです。)壁材もアルミサイディングなどは、訪販がよく扱っている商品です。(以前倒産した【パッとサイデリア】など)

 ちなみに訪販の人間は、訪販に引っかかった家を狙います。だから訪販の人間は、他社の商品についても詳しいのです。というより、訪販の商品は特徴があるので見たらわかるのです。

 例えば、家の外からソーラーの種類で訪販かもわかりますし、屋根などは見た目で特徴がありますし、サイディングやサンルーム、力一ポート、玄関ポーチ、テラス、床下換気扇、あと玄関サッシのところに自蟻のシールなんかも見ます。

 見る人から見れば「訪問販売に引っかかりました」という看板みたいなものです。

どんな入が狙われるのか

 年齢的には60歳前後が一番多いと思います。

 仕事も定年して、子育ても終わり、住宅ローンも終わった世代が一番多いです。悪質業者から見て、一番簡単に契約を取りやすいのが一人暮らしです。なぜかというと、結論を出すのが一人だからです。

 逆にいうと、2世帯は一番難しいです。結論を出すのが両親と子供となれば、説得するのが大変だからです。

 あとは前途のように、これまで訪問販売に引っかかったことのある人はよく狙われます。

悪質業者の服装について

 服装は基本的には作業着です。スーツを着ていくと営業に見られて警戒されるからです。下がスーツで上が作業着のところもありますが、たいていは上下とも作業着です。

 職人さん風に地下足袋十二ッ力ポッカー(ダブダブのズボン)というのも多いです。これは、後述する販売方法とつじつまが合うように考えられています。

 業者によっては、パンフレットを持って回っているところもありますが、基本は手ぶらでお客様のところに訪問します。

 なぜかといいますと、契約書とかパンフレットが入っているカバンを持っていると、売りに来たと思われてしまい、警戒されるからです。

値段の秘密(訪販の場合)

 訪問販売をすべて悪質業者というつもりはありませんが、売り方の仕組みの上で、訪問販売→高い利益で仕事を取らなければ成り立たない→お客様に提示する金額が相場の2倍以上→普通では売れないので、強引。

 詐欺的な売り方になるという構図は理解できると思います。訪問販売の給与体系は完全歩合制(フルコミッション)というのが大半です。

 どういうものかというと、要するに固定給がなく、売った金額の何割かがそのまま自分の給料になるというものです。

 会社とすれば、売れなければ1ケ月出勤しても1円も払う必要もないのです。従業員からしてみれば、売れなければ生活ができませんし、売れれば普通のサラリーマンの何倍も稼ぐことができるのです。

 文字通り一軒・一軒足で訪問して、販売をするというのは非常に大変なことですし、売れたときには高額の収入がなければ割りに合いません。

 なかなか売れないものを売って生活を成り立たせるには、一件の工事(一人のお客さん)からたくさんの利益をとらなければ成り立たないのです。

 具体的に解説します。訪間販売業者は、工事原価(工事の材料費、職入の手間費、その他経費)に対して会社の取り分が30%で、営業が20%です。(会社によって前後しますが)

 例えば営業が200万円の工事を取ったとします。200万円の30%の60万円が会社の取り分で、営業が40万円取ります。

 すると、残った100万円が工事原価になります。

 さらに、取り分を増やすために100万円かかるところを職人を値切って80万円くらいにすれば、そこで20万円収入が増えます。

 当然、値切られた職人のする仕事の質は…わかりますよね。

 大手になると、テレビで宣伝したりしているので広告宣伝費用をまかなうためにさらに高いです。

 日本人に多い、「大きい会社だから安心」とか「テレビで宣伝しているから安心」と考える心理を逆手に取って、有名タレントを使ってイメージは良く見せていますが、中身は非常に悪質なところも多いので注意が必要です。

業者はここを見ている

 訪間販売の業者は、訪間する前に家の周りを一周見ます。例えば、家の外に置いてあるものです。

 車の車種を見て、だいたいどれくらいの年の人か想像できますし、洗濯物でもわかります。

 一人暮らしだと、一人分くらいしか干してないので、ここは一人暮らしか、と想像できます。年寄りが押す手押し車のようなものがありますが、それがあると年寄りの家だとわかります。

 家の周りに子供の物があると、ここは若い夫婦がいるとわかります。玄関の表札を見ても、二つ名前があれば二世帯の可能性があるということです。このように、まず外観から作戦を立てます。

 狙った家は近所の人からも情報収集します。

 案外、昼間留守の家は訪間販売に慣れてない場合があるし、他の訪問販売の業者が訪問していないことがよくあるのです。だから昼間に家をチェックしておいて、夜訪問するのです。

 あとは「セールスお断り!」という札を玄関や表札によく貼っている家があります。逆にこういう家も狙われやすいです。

 そういう札を貼るということは「面と向かうと断れない」人の可能性が高いからです。そういう札は外しておいたほうが良いかと思います。

玄関の鍵は閉めておく

 訪問販売の人間は、インターホン越しで話すのは嫌がります。なぜかというと、断りやすいからです。インターホンだと、話の途中でも簡単に断れます。

 顔を合わすとなかなか断りにくくなり、つい話を聞かされてしまうこともあるのです。だから訪間販売では、基本は顔を合わして話すのです。

 また、ベルを鳴らさずにドアを開けて「こんにちは」と呼びます。インターホンだと断られやすいから、ドアを勝手に開けて声で呼び出します。

 特に地方に行くと、鍵が開いている家が多いようですね。無用心なので、ドアの鍵は閉めておきましょう!

販売の手ロ(基本)

 まず、販売の騙しのポイントについて解説していきたいと思います。一番よく使われるのが「点検商法」です。

 つまり、「無料で点検しますから」という切り口で屋根に上ったり、床下に潜ったりして、いろいろと指摘して不安をあおって、高額商品を売る方法です。

 住宅リフォームの点検商法の場合は、アフター事業部とか工事部だと名乗ることもありますが、たいていの場合、営業が工事部やアフター事業部に化けているだけです。

 営業で回っても信用してもらえないから、こういう風に言うのです。メー力一から依頼された点検、近所を工事しているので、などと言ってくる業者は信じないほうが良いでしょう。

 お宅の工事をやったときの下請けなどと言う会社もありますが、信じないほうがいいです。そういう場合は、どこで契約したか確かめましょう。そのためには、契約書は常に残しておき、どこで工事したか覚えておきましょう。

 点検すると、築年数が20〜30年経っていたら、どこかしら傷んでいるようなところは必ずあるものです。ですから、点検商法で訪問した悪質業者は必ず何かを見つけます。

 壁にクラック(ひび割れ)があるとか、瓦がズレてるとか、床に力ビが生えてるとか何かとアラ探しはできます。

 仮に屋根の点検といって屋根に上がったとします。「屋根は全然問題ないですが壁が気になりますね。このままにしておくと、壁から水が入ります。」というように、何でもアラ探しはできます。

 それと、点検するときはとりあえず必死に点検する姿を見せます。屋根や雨樋のゴミ掃除までします。

 そうすることにより、良い会社だと信用してもらえるし、「そこまでしてもらって悪いな」と思わせるのです。

 よく使う方法として点検するときは実際ボラロイドとかデジ力メで状態を見せて恐怖心をあおります。

 「次が見本工事」(モニター、宣伝なども同義)です。「この地域で販売をするにあたって宣伝になるので、その分大幅に安くします。よそには言わないでくださいね。」というもの。こんなに安くできるのは、見本の一軒だけです。

 無理なら他に話を持っていきますが…などど言って判断力を鈍らせ、結論を早めます。販売するときに安く見せる方法がありますが、・そのときに使う手はこれです。

 点検商法の場合は、「近所で工事しているので、その次なら今回これだけ安くする」とか、「材料費だけでできる」とかいう言葉は注意してほしいです。

 部長とか支店長になると、「部長の権限で安くします」というような手もあります。(本当は全然安くない)しかも部長でない人間が部長を名乗っている場合もあります。

 訪問販売は「即契約」が原則です。冷静に考えさせたら契約できないからです。そこで、今日返事がほしいという話をするのです。

 例えば「自分は営業ではないので、何度も足は運べません。別の日に契約をじようと思えば営業さんの値段になり、50万円高くなりますよ。」などと言って結論を求めます。

 あとは、メー力ー10年保証とかいって安心させる方法もあります。

 10年以内ならメ一力ーが何かあった時に全部無料で直すという話ですが、本当にメー力ー保証がある場合と、営業がただ売るためtこ勝手に言っている場合があります。

 業者によっては50年保証とかいう、とんでもないことを言っているところもあります。はっきりいって50年後にその会社があるかどうかさえもわからないですよね。

 耐震金物でもそうです。

 「これさえ付けておけば、どんな地震でも倒れません」などと、何を根拠に言っているのでしょう高齢者向け販売法お年寄りがターゲットになることが多いと前途しましたが、どうやって販売するのかというと、お年寄り用の販売の仕方があります。

 基本は「お父さん」「お母さん」と呼んで、我が息子のように接することです。間違ってもおじいちやんと呼びません。しっかりしたおじいさんの場合は苗字かご主人と呼びます。

 そしてスキンシップをとるようにするのです。そうすることにより「実の息子よりも良い人だな」と思わせます。若い人なら孫のように接することです。

 独り暮らしの家などは特にそうですが、話相手になるのも基本です。常に聞き役にまわります。

 お年寄りの独り暮らしは、人とあまり話す機会がないせいか、話相手が欲しいのでしょう。

 そして、お年寄りがつい騙されてしまうポイントもあります。

 ーつは、公的機関の名前です。

 「○○の役場と同じ素材の屋根材です」とか、「○○の公的機関が実験しても、これだけ丈夫だという実験結果が出ています」というように言います。

 もう一つは「ご近所でも工事をしています」と言って信用させてしまうのです。

 最後は値引きです。

 「近所の人にはこの値段は言わないでくださいね。今回だけは特別に安くしますので。」という感じです。

契約書の作成と「客電」

 訪間販売の世界は契約をとることが全てである、と前途しました。ですから被らは、契約をとるために必死になります。

 契約がなかなか決まりそうにないときは、ねばり戦術を使います。家の中に上がり込んで5時間も話し込むとお客さんも根負けして、とりあえずその場から逃れたいという気持ちで、つい契約させられてしまうのです。

 契約が決まったら、素早く契約書を作成します。

 「住所はここです。電話番号はここです。というように書き方を教えて、考える隙を与えません。場合によっては「息子さんに相談しても、もう契約は取り消せない」というようなことを吹き込みます。

 とどめは「客電」です。

 「客電」というのはというのは業界用語で、お客さんの目の前で会社に電話を入れて値段交渉したり、契約をしたという報告をすることです。

 最後に客電を入れることにより、キャンセルできないな、と思わせるのです。訪間販売員が一番怖いのはキャンセルですから。

 ちなみに客電を入れるときは、実際にかけているわけではなく、かけるフリをしていることが多いそうです。

クーリングオフ

 クーリングオフの話は、法的に契約の前に話すことになっているのですが、実際はほとんどしません。したらキャンセルされるからです。

 そういった情報は、お客さんに与えないようにします。つまり、冷静に考えさせず契約をとっているわけです。

 冷静になったら、しまったと思っている人も多いですから、そういう入に情報を与えたらキャンセルされるのは業者もわかっています。

 ですからクーリングオフの話はしません。(もちろん違法です)

 ローン用紙を見たことがある方もいらっしゃると思いますが、4枚か5被の複写紙になっています。その一番上の表紙の部分に、訪間販売のクーリングオフについて書いてある紙があるのですが、その部分はお客さんには渡しません。

 そういうところは徹底しています。

 


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